ロボットに仕事を奪われないようにするには彼らに税金を掛けるしかない

機械に人件費に近い税金を掛ける。現実味がないけど、冗談ではなく世界レベルで議論されているのです。そうでもしないと経営者がコスト削減を求める限り人の仕事が無くなってしまうことは確実です。働かなくても生きていけるならいいんだけど。

 正真正銘人間の警備員であるレオン氏は、いつか自身の職をロボットに奪われる日が来ると確信している。

「ロボットは不平を言わない」とレオン氏は言う。「ロボットは物静かだ。昼休憩もいらないし、10時きっかりに仕事を始める」。

シリコンバレーからサンフランシスコにかけての一帯は、テクノロジー産業が盛んな地域だ。それでも警備ロボットの存在は通行人の注目を集める。しかしその地域では多種多様な最新自動化機器が活躍の場を広げており、K5はそのひとつに過ぎない。例えば機械が自動で製造した宅配ピザを食べることができる。

またあるバーでは空中飛行ロボットが運んでくれたビールを飲むことができる。今年の夏にはサンフランシスコ・クロニクルがテクノロジーツアーガイドと称し、観光客がロボットと、それにより自動化された作業の実演を見ることができるスポットを10数ヶ所リストアップした記事を発表した。

しかしサンフランシスコは一方で、労働者に対する病気休暇の付与、そして育児休暇中における給与の満額支給を初めて義務化した都市でもある。カリフォルニア州では2016年、ジェリー・ブラウン州知事が最低賃金を時給15ドル (約1,650円) と定める州法に署名したが、サンフランシスコは2014年の住民投票ですでにこの条件を採用した。そして現在、サンフランシスコのある職員が、仕事の自動化により人間を職場から追いやるロボットに対し、州規模で「税金」を課すという案を提唱している。

しかしこの税制度の施行を判断するのは、現段階ではまだ早い。まして比較的保守的な法律の領域において、今からロボット税導入に向けた改正の必要性を論じることなどできるはずもない。激しい論争の的となっているのは、人々が自動化技術というイノベーションと、ある種の強い社会意識を両立させようとした時に生じ得る対立だ。

via: 「ロボット税」は必要か? 導入目指すサンフランシスコ市職員、上がる賛否の声 (1/2)

Sophie Li

なんだって出来るロボットの時代

ここ数年、AIやロボットというワードはまさにバズワードと化しています。日進月歩の技術革新は目覚ましいほどの変化を社会にもたらしています。日本ではまだまだですが、世界では多くのロボット労働が行われています。

例えばピザの配達。なんと配達する車そのものにロボットが入っていて到着するまでの間に調理してしまうのです。本当の焼き立てが到着時間に合わせて作られるようになります。実際に一部では既に機能しているロボットです。

記事にもあるような警備ロボットというのも良いですね。何か大きな音がしたらすぐにそこにいる顔を全て認識したり逃げる犯人を追いかけることも、複数のロボットで連携して行うことができるでしょう。

一部においては人間よりも遥かに優秀なロボット、AIというのがどんどん出てきているわけです。別に一台で人間の全ての機能を上回る必要はまったくないですしね。

 

なんでも出来るロボットを規制せよ

しかし、それだけなんでも出来るとむしろ怖くなってくる気持ちもありますよね。人間が労働をしなくて良くなるどころか、したくても出来なくなる時代が来ても不思議ではないほどの発展具合です。

経営者の観点からすればロボットをどんどん推進して人件費を払わないようにしたいと思いますが、労働者からすればそうはいきません。政府も労働者の権利を意識する必要が当然あります。

すると生まれる考えは、規制です。アメリカでもロボットが公道を走れないようにしたり(ピザロボットへの危機意識)していますね。また、最近もuberがロンドンで走れなくなったということもありました。タクシー業者の仕事を奪ってしまうからです。

だから、このようなロボットがあらゆる仕事を奪えないように政府は規制を掛けるだろうというのがもっぱらの見方です。流石に労働者の仕事がなくなって食べていけなくなるとなると政府の存在価値もなくなりますしね。まあだからこそベーシックインカムなどの議論も出ていますが。

税金を課すというのも、これらの延長線上にある考えですね。ロボットを所有することにお金がかかるなら、人間を雇って人件費を払ったほうが良い。そんな風に経営者が考えるようにするわけです。冗談でもなんでもなく、本当に。

仕事と人間

しかし、AIによって仕事を取られるとしてもそれで生きていけるのなら人間はどうするのでしょうか。ベーシックインカムなどによって生活が保障された上で、それでも人間は働くのでしょうか。

私は、やはり多くの人間は労働を選ぶのではないかと思います。今ほどはもちろん働かないでしょうが、週3くらいで労働をするくらいのほうが充実した生活になると思う人が多いと思います。

AIやロボットの発達は、おそらく私達の労働観も大きく変えることになるでしょう。

One thought on “ロボットに仕事を奪われないようにするには彼らに税金を掛けるしかない

  • 2018年2月15日 at 11:54 AM
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    何を頭悪いことをw
    機械による生産を含めて利益に課税すればいいし、既にそうなってる。法人税って 奴だ。いわゆる底辺への競争である法人税減税がどういう意味を持つのか考えさせるには良いテーマではあるけどな。

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