AIがいくら発達しても日本人の残業が減らない可能性が恐ろしい

文明の発達は常に人間を楽にするために行われてきたはずなのに、いまもブラック企業と自殺の問題が後を絶たない。AIの発達ですら日本人の残業問題は解決できないとすら言われています。結局全ては労働者のためではなく経営者のための効率化か。

 最初のテーマである「日本における働き方の課題や未来への展望」では、ワファ教授が「日本の働き方改革には、日本固有の問題がある。海外では会社に来ないことが問題になるが、日本では、会社から家に帰ってもらうことや、プライベートを楽しんでもらうことが問題になっている」と前置きし、「日本の多くの企業からAIという言葉をよく聞くが、AIを買えば問題が解決すると思っている企業も多い。それは、電気を買えば、問題が解決できるといっているようなもの。電気は、照明器具がなければ、部屋を明るくできない。AIも同じである。AIは重要だが、それをどう使うかが重要だ」と指摘した。

 

そして、「これからのロボットは、AIを使うことで、秘書になったり、友人になったり、コーチになったり、医者にもなったりしてくれる」とし、「IBMはWatsonを使うことで、これから5年後には、全ての疾病の診断を人よりうまくできるようになるといっている。また、AIは、人よりもデータの解析に長け、さらに、それをずっと覚えていてくれる。人は2、3年で次の仕事に変わったり、定年で退職したりするため、企業に知識やノウハウが蓄積されずに、失われていく。AIはその課題をカバーし、企業の生産性向上につながる」と述べた。

 

via: シンギュラリティ時代のAIとの働き方とは? (1/3) – ITmedia エンタープライズ

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テクノロジーと生活

私達の生活をもっと便利なものにしたい。それがテクノロジーのあらゆる根源的欲求でしょう。もっと早く移動したいから自転車を作り、車をそして電車や飛行機を作ってきました。

遠くにいる人とコミュニケーションが取りたいからポストシステムが生まれ、メールが生まれ、電話にネットが登場しました。そう、全ては生活を豊かにより便利にするためのものです。

それなのになぜ、テクノロジーは必ずしも私達を幸せにしていないか。それは重要な問いでしょう。実際こんなにもブラック企業がはびこっている理由がわからなくなるくらい、テクノロジーの正の側面を見ていると牧歌的です。

 

テクノロジーと日本の労働

実際の所、テクノロジーの発達がどれだけ日本人の労働を良くしてくれたかは甚だ疑問であると言えるでしょう。携帯の登場は人間をどこでも上司からの連絡を受け取れるようにし、パソコンの登場は家に仕事を持ち帰ることが出来るために重要でした。

なにより、実際日本人の労働時間は全然短くなっていない。それどころか延び続けている。一体なぜこんなことになっているのか、そしてこれからどうしたらいいのかわかりませんよね。

AIの発達が人間の仕事を奪うといいますが、果たして日本人から残業を奪うことが出来るのかというのは案外ブラックジョークのようで真剣な問いかもしれません。

つまり、テクノロジーは果たして私達の労働を便利にしているのかという視点です。経営者目線から見たら違うかもしれませんが、少なくとも労働者にとっては必ずしも良いことばかりではないでしょう。

 

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