AIがどんなに発達しても手書きの書類ばかりじゃダメだ

手書きにはぬくもりがあるかもしれないが、読み取りづらさという最大のデメリットがある。AI時代に対応していくためには手書きから卒業する必要が出てくるでしょう。読み取り性能が向上しても、書いた本人すら読めないメモがある限り期待薄。

2番目のテーマである「AIは日本の生産性を改善するのか」については、経済産業省経済産業政策局参事官の伊藤禎則氏が「AIやロボットの領域で日本にアドバテージがある」と指摘する。

「AIが人の仕事を奪ってしまうというよりも、AIに人の仕事をやってもらうことで人手不足を解消できるメリットが先行する。また、日本のロボット技術の原型は“ドラえもん”であり、人に寄り添い、人を手伝うものと考えられている。さらに日本はリアルテクノロジーでも強みがある。ロボットや製造技術に強さがあるもアドバンテージとなる」(伊藤氏)

加えて、「製造現場でここまでデータが取られている国はない。ドイツがインダストリー4.0でやっていることは、日本がやっていることを周回遅れでやっているともいえる。これはあらゆる業界で見られる日本固有の状況であり、介護の現場でも9割のデータが残っており、先進国でもこんな国はない。だが、問題はそれらのデータが手書きであるという点」とした。

via: シンギュラリティ時代のAIとの働き方とは? (2/3) – ITmedia エンタープライズ

 

AIというマジック

AIはまるで魔法のような存在です。医者や弁護士のような高度知識人材の仕事すら奪ってしまうほどに高性能。でも魔法ではなくてマジックのような部分もあり、タネがなくては実現できないことがたくさんあります。

その一つが、データを必要とすること。そしてそのデータは手書きではなくて、ちゃんとテキストとして読み込めるか数式化できなくてはなりません。素晴らしい技術にはそれだけのコストがかかるわけですね。

日本はたくさんデータを取っているのに、それを手書きで残している限りゴミの山に過ぎないのです。今後の情報化社会で企業の持っている情報をちゃんと経営に活かすなら、あるいは個人レベルの生活においても、色んなデータは手書きにしないほうが良さそうです。

 

デジタルな暮らし

普段手帳に手書きで情報を書いている人も、もしかしたら今のうちにデータに移しておくと良いことがあるかもしれません。日記や予定もすべてデータに入れておくと、将来的に多くのメリットがあるでしょう。

例えば記念日のデータは自動でリマインドしてくれたり、仕事が入りすぎて倒れそうになる前に通知を送ってくれるかもしれません。今まで見た映画とその感想をベースにオススメの映画を紹介してくれるようになるかもしれません。

これからの時代、データはきちんと残しておいた方がAIのメリットを最大限に享受することが出来そうです。

デジタル時代に大事なのは「データのとり方」

データさえあれば色んなことが言える時代ですが、そのデータで大事なのは量はもとより質。ごちゃごちゃになっているデータをもらっても処理して活用することは凄くコストになります。

ですから最近だとスマホの位置情報を使ったり、個人情報を喜んで消費者が差し出すようなサービス設計にしてデータを収集しています。そのお陰で便利になる側面はもちろんあるのですが、少し怖いところがあるのも事実です。

中国では街中にカメラを置いて顔認識で犯罪者をデータベースで割り出すといったことも始めているようですし、テクノロジーと情報≒プライバシーの関係性は今後も気になるところです。

One thought on “AIがどんなに発達しても手書きの書類ばかりじゃダメだ

  • 2018年3月13日 at 11:05 AM
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    携帯カメラかざすだけで手書きをデータ化してくれるアプリとかあるじゃん。
    手書き文書のデータ化は、やる気の問題。

    メモ取るのは手書きが一番速いんだから、これから先手書きとデータ化はリンクしていくよ。

    だから未来に書かれる手書き文書に問題はない。

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